好きな仕事に、好きなまま、
ずっとずっと向き合い続けることって
意外と難しいのかもしれません。
上手くやることばかり考えて、
いつの間にか心に引っかかったことも
見て見ぬふりをしてしまうかもしれない。
ついつい焦ってしまって、
自分を責めてしまうかもしれない。
だからこそ、
新宿保育園で働くときには、
“じっくり” を合い言葉に
してほしいと考えています。
まずは子どもたちの声に
耳を傾けることから
はじめてみましょう。
上手くいかないときは、
先輩の背中を見るだけでもいい。
ていねいに時間をかけて、
納得しながら進む方が
きっと自分らしく
成長できると思うから。
じっくり進んでいくあなたを、
私たちもじっくり見守ります。
長い目で、あわてず。
この言葉を、合い言葉にして
歩んでいきましょう。
“子どもひとりひとりに寄り添いたい、丁寧にかかわりたい”そんなまっすぐな気持ちで集まってきてくれた新宿保育園の先生たち。どんなふうに、じっくりと保育に向き合いながら自分らしい保育を見つけているのか、話を聴きました。
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先生
(2年目)保育士を志したきっかけは、家族から助言をもらって高校のときに保育系ピアノの授業を受けたこと。聖徳大学卒業後、新宿保育園に入職。
とにかく楽しむことです。一生懸命にならなきゃいけないし、必死に頑張らなきゃいけないんですけど、その中でもやっぱり楽しむことを忘れちゃいけないなって思っています。自分が楽しめないと、子どもたちも楽しめないし、ついてきてくれないと思うので。私のクラスすごく楽しいんです。先生ひとりひとり、すごいなって思うこともいっぱいあるし。吸収できるところもいっぱいあるんです。なにより楽しいんです。なんだろうな、とにかく笑顔があふれています。
やっぱり先生たちが優しいですし、なんかあたたかいんです。仕事ってやっぱ「なんか嫌だな」とか思っちゃうかもって想像していたんですけど、そんなことはなくって、毎日、「今日も頑張ろう」と思って1日1日出勤できてます。
実習で来ていたころから印象はそのまま変わらず、やっぱり新宿保育園を選んで良かったなって思います。
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先生
(3年目)ピアノを弾いて子どもが歌ってくれる時間が好きだったため幼稚園に就職し、4年勤務する。その後、子どもたちひとりひとりと丁寧にかかわりたいという思いから、保育園でも働こうと考え、新宿保育園の保育士になる。
本当に子どもたちがやりたい遊びをやったり、経験させてあげたい活動を強制せずにできたりする環境がとっても整っていて。「子どもたちにこういう経験をさせてあげたい」ってことができているのかなと思いますね。
「ちょっと今、この子と1対1で関わる時間が欲しいな」と思ったら、ほかの先生に声をかけて周りの子どもたちを見てもらいます。集団から一旦抜けても、話したい子どもと、ちゃんと関われる時間がつくれてるのかなって思います。基本的には、新宿保育園の先生たちは子どもたちと、1対1で関わってる姿をよく見るので、そこはみなさん大事にしてるのかなって思います。
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先生
(5年⽬・非常勤)小学生のころから抱いていた「保育士になりたい」という想いをかなえるために自身の子どもが幼稚園にあがったタイミングで勉強をはじめ、3年前から新宿保育園の非常勤職員として働きはじめる。
今、主に1歳のクラスを担当していたりするんですけど、靴下が履けたとか、靴が履けたとか。 トイレ行っておしっこできるようになったとか。子どもたちができるようになったひとつひとつのことを喜び合えるときが、本当に嬉しくて充実していると感じます。大きくなっていくと当たり前にできてしまうことも、こうやってひとつずつステップを踏んでいくんだな、その過程を一緒に楽しめるんだなって考えたらすごく嬉しい気持ちになります。
なんでも聞いたら答えてくれるので、なんでも聞かせてもらって。あとは自分で見て、覚えたりとか、そういうふうにしてます。いまさらこんなこと聞いて良いのかなとか、とか思うんですけど、そこで自分が間違っちゃうよりは素直に「すいません、教えてください」って聞くようにしています。そうすると、先生たちも丁寧に教えてくれるので、そこはすごくありがたいなと思っています。
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先生
(副主任・⼀時保育担当)きっかけは、1年前家族の転勤で新宿保育園の近くに引っ越してきたときのこと。近所を散歩中に見かけた新宿保育園の様子に魅力を感じ入職する。入職当日、台風で停電した中、先⽣たちが落ち着いて機敏に対応していたり、自身を気遣ってくれたことを鮮明に覚えている。
決して慌てさせません。慌てさせても良いことって何もないじゃないですか。ゆっくり、しっかり、分かってから先に進めば確実ですよね。
よくことわざにもあるじゃないですか。なので、本当ここの園は慌てさせないですね。園長先生も「いいんだよ、慌てなくて」って、よく言われます。ゆっくりで良いよって。そうすると、今の自分にできる範囲で良いんだなって、気づかせてもらえます。若手の先生がちょっと元気ないなって感じたときには、「何か仕事で悩んでるのかな?負担が大きくなってるのかな?」と思うので、そんなときは「大丈夫?ちゃんと先生がしていること、頑張っていること、みんな見てるからね」って、声はかけますね。とにかく「大丈夫だよ」というメッセージを送ります。
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先生
(主任)みんなが毎日楽しく働きやすい環境をつくるために、いろいろなルールや雰囲気づくりを積極的に行ってきた。
先生たちにも、それぞれ得意不得意、個性や性格の違いもあるので、まずはそこを受け止めることですね。せっかく保育士になったので、嫌な思いして、「ならなきゃよかった」と思って欲しくはないなって。その辺りは大事にしたいなと思いますね。
先生の人数にもゆとりがありますし、非常勤の先生たちもいらっしゃるので、職員の体制は余裕があるかなと思います。あと、先生たちも自分のクラスだけじゃなくて、全体を見ようっていう考え方で。みんなでそういう動き方をしているという意味では、お休みは取りやすいのかなと思います。しかも、早いもの順とか、年数の高い人から、とかそういった決まりもなくて。
どうしても年数の低い先生ってお休みの希望を言いづらい部分があると思うので。なるべくそういう心配がないようにしたいなと思ってます。ものごとができるようになるペースがゆっくりで、先輩の先生たちよりも時間がかかったとしても、なるべく付き合ってあげたいなとは思っています。時間がかかっても、失敗しながらでも、自分でしっかり考えるべきところは考えて、
「これだとダメなんだな、じゃあこうしようかな」って、答えを少しずつ見つけながら、次に繋がるようなやり方を見つけられる環境はつくってあげたいなと考えています。
新宿保育園で大事にしている
“じっくり”という考え方。
環境に慣れるのに時間がかかる人がいたり、
成長のしかたもちがったり。
まわりの基準に合わせるのではなく、
自分のペースで保育に
向き合ってもらいたいから。
そんなことを考えて、新宿保育園が考える
“じっくり”を4つの言葉にまとめました。
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働きはじめて⼀年目は、先生の人数にゆとりがある複数担任制のクラスに入ってもらっています。同じクラスにたくさんの先輩がいるので、わからないことがあれば忙しくても遠慮せず先輩たちに聞いてください。
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得意・不得意というのは誰にでもあるもの。同じことを、同じように、みんなができるべき、なんてことはないと考えています。先輩の先生たちは、新しく仲間に入った先生を⾒守っていて、得意なことを見つけたら伝えてくれます。ピアノが苦⼿でも問題ありません。楽器が苦手なら、歌でもOK。ダンスが好きなら、⼦どもたちと⼀緒に体を動かしましょう。
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「先輩ができているから、1年後には自分もこうなっていないといけない」「この仕事を任されたからには、すぐにできるようにならなければいけない」そんなことは、思わなくても大丈夫。
焦るよりも、いま向き合っていることを、自分なりに感じながら、自分のペースで前に進んでいきましょう。目の前のことに、焦らず、落ち着いて、ひとつひとつ向き合える方が、日々楽しく保育をしつづけられると考えています。 -
仕事は他の先生に代わってもらえますが、自分や家族のことはあなた以外に代わりがいません。ご自⾝やご家族の体調不良があっても、無理に働くことは保育⼠としての成⻑にもつながらないと考えています。
心も体も、元気な状態で働いた⽅が保育を好きでい続けられるはず。健康を維持するためにも、お休みを十分に取れるようにしています。有給休暇も100%消化を目指しています。
お休み中は、ダイビングスクールに通ったり、好きなアーティストやサッカーチームを応援したり。先⽣ごとに趣味の時間を楽しんでいます。残業も、仕事を持ち帰ることも、ほとんどありません。
TEL: 03-3607-2470
交通アクセス:JR「亀有」駅・「金町」駅
又は京成金町線「京成金町」駅から各徒歩15分。
又はバス停「亀有警察署」から徒歩3分
URL: https://www.ni-juku.com
TEL: 03-3600-7080
交通アクセス:JR「金町」駅からバスで10分、
バス停「水元学び交流館」から徒歩5分
URL: https://aozora-mizumoto.jp
交通アクセス:新宿保育園から徒歩1分の、 新宿小学校内にあります。
交通アクセス:JR「金町」駅から徒歩13分の、花の木小学校内にあります。